介護保険料の支払額の確認

平成27年分の所得税確定申告の申告期限まで1週間を切りました。

税額を算出する過程で、所得から差し引くことのできる金額のひとつに社会保険料控除があります。

対象となる社会保険料には、以下のようなものがあります。
・国民年金、厚生年金
・国民健康保険、健康保険
・介護保険
・後期高齢者保険  など
控除できる金額は、その年に実際に支払った金額又は給与や公的年金から差し引かれた金額です。

例えば、介護保険料の支払額は、公的年金等の受給者であれば、「公的年金等の源泉徴収票」の社会保険料の金額欄や「介護保険料年間納付済額のお知らせ」などで確認しますが、注意しなければならない事例がありますので、ご紹介します。

介護保険料

左の「介護保険料年間納付済額のお知らせ」の<特別徴収分>の金額と右の「公的年金等の源泉徴収票」の社会保険料の金額(【社会保険料の内訳】介護保険料額)が異なる金額になっています。

なぜこのようなことが起きたかというと、
 ・ 介護保険料について、還付が生じた。
 ・ 源泉徴収票は、公的年金の支払時に源泉徴収された金額がそのまま表示される。

つまり、「源泉徴収票」に記載されている介護保険料額には、還付された金額が反映されていない、ということになりますので、正しい支払額は「納付済額のお知らせ」に記載の金額となります。

「源泉徴収票」は申告時に添付が必要で、「納付済額のお知らせ」は添付不要ですので、「源泉徴収票」だけの確認で済ませてしまいがちです。
稀なケースかもしれませんが、しっかりと確認したいところです。